2011.10.07

映画:「ワンダフルライフ」

【送料無料】ワンダフルライフ

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価格:3,591円(税込、送料別)

 録画したのを観ました。
 上映時間は118分らしいので、ほぼノーカットでの放送。
 前に観たのは能代に住んでいた時だから、10年以上前。
 免許と車を手に入れて郊外にあったGEOまで行けるようになって一時期映画やドラマのレンタルにハマっていた時に借りてきて観た映画です。

 この映画を一言で表すと不思議な映画

 前に観た時にも感じたけれど、独特の雰囲気があります。
 壮大な風景を大きなスクリーンで楽しむという映画の醍醐味もあるけれど、こういう雰囲気のある物語を隔絶された映画のためだけの空間で楽しむというのもまた映画館の醍醐味。
 この映画は後者。
 映画全体に漂う独特の雰囲気が心地よいのです。
 舞台となる建物もまた雰囲気が良く、素晴らしいのです。
 わたしは廃校になった学校かなんかの校舎を使ったのかと思っていたのですが 使われたのはかつて東京都中央区勝どきにあった「旧水産庁中央水産研究所」という建物だそうです。
 今は取り壊されてしまい、建物は現存していないそうで、残念です。
 「ぼくの近代建築コレクション」というブログで 「旧水産庁中央水産研究所」の画像が見られます

 死んだ後に過ごすという一週間。
 一週間のうちに自分の人生の中で一番の思い出のシーンを再現して実写化し、完成したものの試写会でそれを 観た時に天国へ旅立つというのがこの映画の設定。

 思い出を選ぶための面談や職員の打ち合わせ、撮影風景などを見ていると、ドキュメンタリーを見ているような気分になってきます。
 面談で亡くなった方が自分の思い出を語るシーンは、出演者はカメラ目線なのに対して、カメラを意識しないで進む裏方さん達の撮影準備シーンは全くそれがなくて、それが妙にリアルで臨場感があります。まるで自分もスタッフの一員になって撮影に参加しているみたいな錯覚に陥ります。

 キャスティングも何気に豪華で、見応えも十分。
 淡々と物語が進むので人によっては退屈に感じる人もいるかもしれないですが、わたしは派手さはなくても観終わった後に心に留まるものがきっとうると思います。

 ただ、少しもやっとしたのは、思い出をひとつだけしか選べないということ。
 その思い出だけ持って天国に行くというのが少し悲しく思えたのです。
 例えば、80年の人生を過ごした人が選んだのが20歳の時のことだったとしたら、その後の60年ってその人にとって何だったんだろう?と考えてしまって、もやもやしたのです。

 映画の中で、渡辺(内藤武敏)という70歳のおじいさんがいました。
 そのおじいさんの奥さんは担当をした職員の望月(ARATA)が生きていた時の婚約者でした。
 望月が戦死した後にお見合い結婚した相手がおじいさんだと気づくのです。
 淡々と進むので、さらっと見てしまいますが、よく考えたらとても複雑な関係。

 なかなか思い出を選べなかったおじいさんは、平凡な人生だったと自分の人生を嘆きながらも最終的に奥さんと映画を見た帰りにベンチで座って話をしたという思い出を選びました。
 おじいさんが天国へ旅立った後に望月へおじいさんからの手紙が残されていて、おじいさんは望月のことを気づいていたと知ります。
 そのことを知った同僚がおじいさんの奥さんは先に亡くなっていたと知り、奥さんの思い出のシーンを二人で観ます。
 奥さんが選んでいたのは、おじいさんではなく望月と二人で過ごした思い出でした。
 おじいさんと奥さんが過ごした時間は望月が生きていた時間よりもずっとずっと長かったはずなのに、これは切な過ぎると思いました。
 天国に行っても別々の思い出を抱いた人同士はお互いのことが分かるのでしょうか?
 ひとつだけという制約が残酷で容赦ない現実を抉り出していて、叙情的な映像の裏に隠されたものを思って少しだけ虚しくなってしまいました。

 ひとつだけ何かを選ぶ。
 人生も同じように常に無意識に何かひとつだけを選んで生きているはずなのに、選ぶことって難しいと思いました。
 この映画を前に観た時はまだ20代でしたが、こんな風な感想を抱くことはありませんでした。
 年齢を重ねてから見るとまた違った感想を得られるような良い映画だと思います。


2008.03.21

2008引越し☆2:まだ進展なし

 今日出張後初めて家族が出社したけれど、特にこれと言って進展はありませんでした。
 昨日上司から電話で言われた内示のこと以外は何も分からなかったようです。

 日程が決まらないと動きようがないけれど、不要なものを捨てるのはすぐにできるということで、不用品の整理をしました。
 捨てて構わないものを片っ端からゴミ袋に突っ込んでみたところ、軽くゴミ一袋分。
 ゴミ袋に入れたものは、元々家の中にあったもので、昨日今日出たというものではありません。
 日々ゴミをゴミとも思わずに人間は生活しているのだと実感しました。
 必要なものと不必要なものを即時に判断できていないから、不要なものがこんなに溜まってしまうということ。
 そういう意味では、たまの引越しは断捨離にはいい機会なのかもしれません。

 ゴミ整理をしたら、これを機に前回の引越しから開かずのダンボールの中の物も片付けてしまおうと決心しました。
 この2年使わなかったものは、なくても困らないものと言わざるを得ないようです・・・(汗)

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