「ロートレックとモンマルトル展」
もう終わってしまったのですが、北海道立函館美術館で開催していたロートレックとモンマルトル展を先日観に行ってきました。
ロートレックはフランスの人っていうのは、当然知ってて観に行きましたが、正直あまり好きじゃない(笑)
以前観に行った展覧会(「グランヴィルコレクションポスター芸術100年展」/1992年秋田市立千秋美術館)の中での展示を観たことがあるので、観てもいいかな、ぐらいな気持ちで行ってきた訳です。
今までに観た展覧会では、フランス縁というと「マン・レイと友人たち展」(1991年/秋田市立千秋美術館)とか「ミレーとバルビゾンの画家たち展」(1992年/秋田市立千秋美術館)とか「アルフォンス・ミュシャ展」(1993年/秋田市先週美術館)が思い浮かびます。
フランス産のアートというと、写実的だとか、色彩柔らかで上品な感じとか、緻密に計算された優雅な感じが思い浮かぶわたしですが、このロートレックは、簡素化された大衆アートという感じがしました。
展示を観ても分かるのですが、ロートレックの絵はポスターのために描かれた量産的な絵がほとんどです。そのため、現在残っているものもほとんど素描を基にしたような大量生産できそうな感じの絵という感じがしました。同じように広告アートの世界を確立したとも言えるミュシャの優雅で計算しつくされた絵とは対照的なように感じました。わたしは、ミュシャが好きなので、ロートレックの絵にはやはり馴染めませんでした(汗) シンプルな線と少ない色数で全体をまとめているという点では、やはり現在の商業アートの原点になったのかなぁという気がしました。
ちなみに今回の展示の中にも、ミュシャの絵が3点ほどありました。
絵の好き嫌いはありますが、展示としては面白いものだったと思います。ロートレックが日本の浮世絵に影響を受けて、構図の取り方や色使いにそれが反映されているという比較展示はなかなか面白く観ました。それまで広告はアートとしては認知されていなかったものを、アートとして認識させたという功績が分かるような展示内容になっていたと思います。
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ロートレックとモンマルトル展 2005年4月9日(土)→5月15日(日) 開館時間/9:30~17:00(最終入場16:30まで) 休館日/月曜日(11月1日は開館) 観覧料/一般 1000円 北海道立函館美術館 函館市五稜郭町37-6 0138-56-6311 |
北海道立函館美術館では終了しましたが、今年度、以下の日程で今年は他の美術館でも巡回のようです。
これからのところもありますので、お近くの方で興味のある方はどうぞ足をお運びくださいませ。
☆2月9日~3月1日:松坂屋美術館(名古屋市) 終了
☆3月24日~4月4日:大丸ミュージアム・心斎橋(大阪市) 終了
☆5月28日~6月26日:北海道立旭川美術館
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※ 同じ日に観に行っていた(!)らしいLob☆ster Blogさんの「トンネルを抜けると、そこは五稜郭タワーだった」にもトラックバックさせていただきました。
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