2005.04.26

「地球の午后三時」


地球の午后三時    MF文庫―さべあのま全集  地球の午后三時 MF文庫―さべあのま全集
 さべあのま (著)
 価格: ¥580 (税込)
 文庫: 229 p ; サイズ(cm): 15
 出版社: メディアファクトリー
 ISBN: 4840110166 ; (2003/12)


わたしが持っているのは、朝日ソノラマ版(ISBN: 425791713X)
 ※現在絶版

 わたしは、子どもの時から本を読むのが好きでした。
 小学生3年生になって学校の図書館で本を借りれるようになった頃は推理小説が好きで、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとかシャーロックホームズとか怪盗ルパンなどにハマりました。全部学校の図書館で借りて読んでいたので、そのうち全部借りてしまい、借りるものがなくなったわたしは、「少年少女世界の文学全集」みたいなタイトルのものを順番に借りていくことにハマりました。
 この全集シリーズは、ほとんど50冊くらいで成っているので、小学校を卒業するまでにお陰で退屈せずにすみました(笑) 結局、卒業するまでに、全集シリーズは3シリーズ読破していました(^^;)
 今思えば、よく読んだなぁと我ながら感心してしまいます(笑) 「全集」というだけあって、古事記、ギリシャ神話、聖書なんて大昔のものから現代のものまで、まさに乱読というしかないです。

 そういう乱読時代を経て、今では自分の好きなものを中心に読むようになり、本にのめりこみ始めた頃のように何でも読むというようなことはなくなりました。読んだとしても、何らかの必要に迫られたりしないと(知識として必要になったりとか)今では興味のないものにはなかなか手を出さないようになってしまいました。

 わたしは、言葉というものにすごく興味を持っています。
 思春期の頃は、心の中に抱えている想いを自分自身の言葉で表せないもどかしさみたいなものを常に感じていました。
 ですから、「あぁ、これだ。わたしが言いたかったことはこういうことなんだ。」とわたしの気持ちを代弁してくれている、共感できるような本や曲に強く惹かれるようになりました。自分ではうまく表現できないことを的確な言葉を紡いでいく人たちには尊敬の想いを抱きます。
 自分の気に入った言葉を本からノートに書き出して、好きな言葉ノートみたいなものを作っていたこともありました。
 今になっても自分の想いを言葉にするというのは、難しい作業だなぁと思っているのですが、そういう時は、本の中の言葉や曲の歌詞を出してくることで代わりに伝えられるのではないか?と思います。

 このコミックもそんなわたしのアンテナにピピッと引っかかってきた1冊です。
 わたしの手元にある本の奥付を見ると、出版日付は昭和57年11月となっています。そんなに古い本だったのか(^^;)とちょっと驚きです。
 でも、本との出会いはもっと後で、学生の頃中古書店で入手しました。
 さべあのまさんの本は、これ1冊しかないのですが、お気に入りの1冊です。
 古い本なので、今でも持っている人の方が、少ない本なのかもしれません。わたしのも古くて紙も焼けちゃっているし、今だったら、中古書店でも手に入れづらそう(^^;)
 しかし、今は文庫本で出ているようなので、サイズは小さいですが、入手することは可能なようです。

 本には、9つの短編が収められています。
 コミックのタイトルになっている「地球の午后三時」という話がすごく好きです。
 他の話も、ちょっと懐かしくて、しんみりするようなそんな感じです。
 「綺羅星」は高校生の頃を思い出すような話。自分の存在を何とかして外に発信したいと思っていたことを思い出させられます。
 「ふぇいどいん ふぇいどあうと」は、昔行きつけの喫茶店で知り合った友人から電話が来て、近況報告しながら、今と昔がフィードバックしながら進むという、コミックというよりは、イラストと文章で綴られているお話です。古いアルバムを開いたら、その頃の思い出がわーっと蘇ってきて、懐かしさでいっぱいになる、という感覚に似ているお話です。

 わたしの好きな言葉を紹介します。絵も一緒だともっといいんだけど。。。(^^;)
 「地球の午后三時」より ユッカ大将の台詞

 人は なるよーにしか ならないし
 あるがままに 生きれば いいのさ

 何でも 最初からきまりきったように わかってるなんて つまらんだろ?

 あせることはないさ
 時間は たっぷり あるんだ

 今よりも もっと すなおに 自由に なってみろよ

 そうすれば 君のさがしものも みつかるってもんさ!

 そう……
 それは キミにむかって ゆっくりゆっくり進んでいるのさ
 今だってね……

 そして いつかきっと キミのところへやって来るんだ
 かたつむりの背中に 乗っかってね

 幸せがカタツムリの背中に乗ってやってくるなんて考えると、のんびり待っててもいいかなぁという気持ちになりますね(^^)


 「綺羅星」より ラストの言葉

 わたしたちは 思いたいです
 わたしたちは綺羅星です
 はるか彼方の 地球のという星の
 地上に輝く 綺羅星です

 この言葉、すごく好きでした。
 一人一人が地球上に輝く星なのだと思えば、全ての人が地球という宇宙を形作っているのだという気持ちになります。

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2005.04.15

「ルウルウはちいさなともだち」


ルウルウはちいさなともだち  ルウルウはちいさなともだち
 小沢真理 (著)
 価格:
 新書: サイズ(cm):
 出版社: 講談社(KCフレンド)
 ISBN: 4063027597 ; (1989/02)


 メアリー・ノートンの「床下の小人たち」というお話を知っていますか?
 イギリスの家では、床下に小人が暮らしている、というお話です。
 小人たちは、「借り暮らし」と呼ばれ、人間の持ち物を「借りて」暮らしています。
 なので、ボタンとか針抜きとか細々したものがなくなると、借り暮らしの人たちが持って行ったのよ、と言われているのです。

 そんな借り暮らしの小人たちが日本にいたら?というのを形にしたのがこのお話です。
 小沢真理さんといえば、「世界で一番優しい音楽」とか「ニコニコ日記」などはドラマ化されているので、知っている方も多いと思います。
 この本は、1989年の出版で、「世界で一番優しい音楽」より前の作品です。

 最初の主人公は、りり子。
 子どもの頃の思い出を語る形で物語は始まります。
 りり子は、ぜんそくがちで学校を休みがちのため、家にいることが多い女の子でした。
 リボンやハンカチがよくなくなるようになり、お母さんは、りり子がなくしたのだと取り合ってくれません。
 ある日、机の下にリボンがするすると消えていくのを目にしたりり子がリボンの端を掴むと、そこには、小さな小さな女の子がいました。
 それがりり子とルウルウの出会いでした。
 ルウルウは、たった一人でりり子の家の床下に住んでいたのです。
 2人は、すぐに仲良くなり、ルウルウが元々はお父さんとお母さんが横浜の中華街で暮らしていたことを知ります。
 ルウルウがお父さんとお母さんを探したいと思っていることを知ったりり子は、2人で横浜まで出かけますが、そこで2人ははぐれてしまい、その後、二度と会えませんでした。

 というのが、1話目のあらすじです。
 2話めからは、りり子とはぐれたルウルウのその後のエピソードが描かれています。
 このお話を読むと、「クリスマスにサンタがいる」というのと同じように、「ルウルウのような借り暮らしたちがいる」というのも信じたいという気持ちになります。
 「床下の小人たち」は、イギリスのお話ですが、これは日本のお話なので、とっても親近感があります(^^)
 また、インテリアもかわいいのに加えて、ルウルウのアイデア満載の借り暮らし生活がとってもリアルに描かれていて、それもまた楽しいです。ちょっとドールハウスを作る楽しさに似ているかもしれません。

 わたしとしては、ぜひ続編を描いて欲しいなぁと思うのですが、残念ながら出ていないようです。
 15年前の作品なので、入手は難しいかもしれませんが、おススメの1冊です!
 手に入るとしたら、中古書店かオークションでしか手に入らないと思いますが、投票で絶版になった本や現在入手不可能な本を復刊しようというサイト復刊ドットコムでこの「ルウルウはちいさなともだち」の復刊ページがあります。ページはコチラ。読んでみたい方はぜひ投票してみてください(投票には会員登録が必要です)。

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2005.03.23

「ビッグキッドブルース」


ビッグキッドブルース  ビッグキッドブルース
 榛野なな恵 (著)
 価格: ¥754 (税込)
 コミック: 446 p ; サイズ(cm): 19
 出版社: 集英社
 ISBN: 4088550374 ; (1990/05)


 前に紹介した「Papa told me」の作者、榛野なな恵さんの初期の頃の作品です。
 わたしの手元にあるこのコミックは、1984年の出版となっていますので、このAmazonからお借りした表紙画像のものとは表紙の絵が違っています。わたしが持っているものは、もう既に絶版になっていて、通常の定価ルートでは入手はもうできないようです。
 こんなに昔から榛野さんのファンだったわけではなく、ファンになってから、偶然中古書店で入手したものです。

 物語の主人公は、19歳の浪人生・りら。
 彼女は、通っていた高校の附属の女子大へエスカレーター式に進学はせず、自分の夢をかなえるために理工系の難関の大学を受け、不合格となり、再度挑戦するためにアルバイトをしながら、浪人中。
 それなのに、家族は、りらの心を分かってくれない。それどころか、女の子の浪人は体裁が悪いと、りらの知らないところでは、見合いをさせて結婚させようと話が進んでいた。
 そんなりらの唯一の見方は、義姉の弟である正嗣氏。正嗣氏は、独身の売れない小説家をしている。
 血のつながりはないのに、正嗣氏とりらは同じ波長の持ち主で、何かと相談に乗ってくれる。
 見合いの話を持ち出されたりらは、家出して、正嗣氏のところへ行く。そこには、居候の日原というホストをしている男がいて、今までりらの周りにはいなかったタイプで、そんな3人が一つ屋根の下で暮らし始める。

 というのが、このストーリーの出だしです。
 これ以上はネタバレになってしまうので、書きませんが、わたしはこの感じは好きです。
 この本が描かれた時点では、まだ「Papa told me」は描かれていないのですが、読んでみると、この本が「Papa told me」の下地になっているのではないかという気がします。
 「正嗣氏-りら」が「パパ-知世ちゃん」となっていったのかなぁ?と思います。
 「Papa told me」の好きな方は、ぜひ探して読んでみてください!

 この中には心を打たれる言葉の数々があります。
 その言葉の裏側にあるものは、とても強い心のような気がします。
 優しくて、でも、ちょっとやそっとでは、負けない心。
 理不尽なことや嫌なことは絶対なくならないけれど、自分を信じて、諦めないことがその強さに繋がるのではないかと。

 世界は、あなたが思っているほど甘くない。
 そう語りかけ、「あなたのためなのよ」という言葉を大義名分にして、枠にはめようとする人たち。
 それは、本当の思いやりなの?
 負けないでね。
 あなたの行く道の向こうには、きっと探し物が待っているから。
 あなたのことを見守っていてくれる存在はきっとあるのだから。
 少しずつ自分のペースで歩いていけば、新しい世界は開けていくよ。

 そんなメッセージを感じずにいられません。
 明日への応援歌、だと思います。

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2005.03.22

「朝顔の朝」


朝顔の朝 陸奥A子  朝顔の朝 陸奥A子collection (2) YOUNG YOU特別企画文庫
 陸奥A子 (著)
 価格: ¥650 (税込)
 文庫: 295 p ; サイズ(cm): 16
 出版社: 集英社 ;
 ISBN: 4087851397 ; 2 巻 (2000/03)


 この本には、表題作の「朝顔の朝」他6本の読みきり作品が入っています。
 わたしがこの本を買ったきっかけになったのは、「朝顔の朝」が入っていたからです。
 ずっと昔に、何気なく立ち読みした雑誌に載っていて、それをもう一度読んでみたいなぁと思っていたところで本屋に行ったら、文庫コミック化されていたので、速攻で買いました(^^;)

 わたしは、この作品を読むと、泣いてしまいます。
 哀しくなってしまうのです。
 運命って残酷…と思わせられます。
 そして、いつもわたしが同じ立場だったら、どうするのだろうか?
 もしくは、反対の立場だったら?
 そう考えてしまうのですが、いまだに答えは出ません。

 でも、この作品を読んだ後、SMAPの草彅くんがやったドラマ「僕と彼女の生きる道」を見たら、嘘をつき続けない方が幸せなのかもしれないと思ったりもしました。
 一緒に戦うのもあり、だなと。

 ただ、ひとつ言えるのは、自分が「先に逝かない」ことが周りへの精一杯のできることかな、と思うようになりました。
 病気にならなくても、事故に遭うかもしれないけれど、自分の努力でカバーできるところはカバーして、頑張って生きたいと思わせられました。

 一応ストーリーを紹介します。
 少しネタバレになっちゃうので、読みたい人は読まないでくださいね(^^ゞ

 果織は、恋人・洋介と付き合って4年になります。次の年の6月に結婚しようと決めていました。
 ところが、そんな幸せの中にいた果織を突然病魔が襲います。余命はあと1年もない、と。
 彼女は、周りの家族や恋人に本当のことを告げず、最期の日まで病気であることを隠し続けることを決意します。
 毎日毎日生きているだけで幸せと思いながら、少しずつ死に向かって行き続ける日々。

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2005.02.06

「Papa told me」


Papa told me(1) ヤングユーコミックス Papa told me ヤングユーコミックス
 榛野 なな恵 (著)
 価格: ¥530 (税込)
 新書: 197 p ; サイズ(cm): 19
 出版社: 集英社
 ISBN: 4088640136 ; 1 巻 (1988/02)


 この本は、確か10代?の頃に「いいよ~」と友人がすすめてくれたのがきっかけで読むようになりました。それ以来読んでいるので、単行本も今では27冊になり、わたしの本棚の中でかなりの位置を占めるようになってしまいました。
 作者の榛野なな恵さんの感性が好きです。
 もしかしたら、社会の中では少数派なのかもしれないという考え方にスポットを当てて、あたたかい視線で素敵なストーリーに仕上げています。 作者の榛野なな恵さんは、大学で哲学を学んだという経歴故か、その視点は、詩的なストーリーでありながら、深いものを感じさせられます。社会の中で見過ごされてしまいそうな、「どうしてだろう?」とか「それってヘンじゃないの?」といった感じのことを丁寧に取り上げています。

 子どもの時に思ったことで大人になってしまったら忘れてしまったことって結構あるんじゃないかなぁと思います。そんなことを思い出させてくれたり、身近にある素敵なことに気づかせてくれる、そんな世界のお話です。
 ツライこと、カナシイこと、ヤリキレナイこと、ワリキレナイこと、そういうことはどんなに願っても全くなくならないのが日常だと思います。でも、このお話を読んでいると、負けずにがんばってねと、主人公のたぶん世界一ホントのことが見えてるであろう小学生・知世ちゃんが励ましてくれているような気がします。
 日々のちょっとした疑問やひっかかりを黙って見過ごそうとすることで感じるストレスみたいなものも、「忘れないでいてもいいんだよ」「見過ごさなくてもいいよ」と言ってくれているような気がして、気持ちが軽くなります。
 わたしにとっては、一種の精神安定剤になっているのかもしれません(笑)
 ちょっと凹んだ時や辛い時に本棚から出してきて読みたくなる本でもあります。

 そして、この本を語るのに絶対外せないのが舞台設定。
 インテリアとか洋服とか雑貨とか出てくるお店とか、小物がとってもわたしの好みなのです!
 イギリスとか紅茶とか雑貨屋さんとか、そういうのが好きな人には、きっと溜まらないはずです(笑)
 そんな雰囲気の絵が好きなので、カラー扉を集めた画集が出ないかなぁと思っていたら、復刊ドットコムでそういう提案があったのを見つけて、投票してしまいました(^^)
 投票ページは、ココです。

 今回の画像は、記念すべき懐かしの第1巻です。この中では、「EPISODE・2 ローズ ウォーター」が一番好きです。
 お陰で、当時発売されていた某S堂の薔薇のシリーズにハマったくらい(笑)
 これを読んだ時はまだ学生だったけれど、就職してからも何度となくこのくだりは読み返したものです。

 実は、以前、NHKでドラマ化されているのですが、ちょっとイメージに合わなくて、観ないまま終わってしまいました(^^;)
 大阪弁の知世ちゃんなんてあり得な~い!
 もし、これからやるのなら、「僕と彼女と彼女の生きる道」の凛ちゃん役の子に知世ちゃん役を演って欲しいかなぁ。
 イメージとしては、「家なき子」の前の安達祐美ちゃんなんだけど、でっかくなり過ぎてて、もう彼女には無理だし。。。 ちなみにお父さんは、今のとこわたしの中では中井喜一さんのイメージです。百合子ちゃん(知世ちゃんのお父さんの妹)は竹内結子さん、北原さんは木村多恵さん、と言った感じかな??? (すみません、読んでいない人には全然分からない話題です 汗)

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2005.01.11

猫好きには堪らない一冊^m^


ぬくぬく ひだまり編  ぬくぬく ひだまり編
 秋本 尚美 (著)
 価格: ¥420 (税込)
 コミック: 192 p
 出版社: 集英社
ISBN: 4088652525 ; (2004/11/19)


 先日雑誌を買いに夕飯の買い物のついでに書店に行きました。
 11月に発売になったのですが、在庫切れで買えなかったコミックが何気に棚を見たら1冊だけあったので、やったー\(^o^)/と早速買って来ました。
 それがこの「ぬくぬく ひだまり編」です。

 集英社の「YOUNG YOU」に連載されているのですが、猫好きには堪らない漫画なのです、これが。
 毎回4ページとか短編の連載だったので、なかなか単行本にはならないかなぁ~と思っていたのですが、意外と早く単行本化となりました。しかもようやく出たのに、買おうと思って、発売日の2日後(函館は発売日には入らないので)に買いに行ったのに、もう売り切れていて買えず、注文したら出版社在庫なしということで、更に買えず・・・。思ってたよりも人気があったのかなぁと嬉しいような、悲しいような気持ちになりつつ、ずっと手に入らなくて1か月半も待ったので、喜びもひとしお。
 で、早速まとめ読みっ。
 やっぱり面白いです。
 なんていうか、よく猫のことを見てるなぁ~と。

 わたしは、猫と一緒に暮したことはないのですが、自他共に認める(?!)猫好きです。
 母親は動物が大嫌いで、実家にいた時は動物を飼うなんてことはまず無理でした。
 せっかく実家を出て、晴れてその制約もなくなったのですが、会社契約で借り上げ社宅に住んでいたり、転勤で引越しもあり得たってことで、結局猫と暮らす夢は今でも叶っていません。
 でも、なぜか周りに猫好きが多くて、友達でも家に猫がいる人も多かったので、遊びに行っては猫とよく遊んでいたので、この本で描かれている猫の動きにそうそうと思いながら、一気に読んでしまいました。

 秋本尚美さんは、「アンサンブル」シリーズがすごく好きでしたが、このシリーズも新たにお気に入りの仲間入りです。
 猫好きさんじゃなくても、読んでいるだけでほわ~っとしてくるような癒しの一冊です(^^)

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